男の秘密
「だって、忍さんカッコ良すぎて、緊張します。だから、中々自分らしく出来ないです。」

『!?これって、忍さんを友達としてじゃなく意識してますって言ってるようなものよね!?

忍さんは私との事は友達か、恩人としてみてるのに、迷惑よね』

自分の言葉の意味に気付き真っ赤になって俯いてしまう。

『どうしよう。忍さん何も言わない。呆れてる?!』

始めは火照っていた顔から、ドンドン熱が引いていき、最後には泣きそうな顔になってしまった。

『顔、上げられない』

俯いたまま暫くたった時、車が路肩に寄って速度を落とした事に気付いた。

『降ろされる?!』

緊張が最高潮に達した時、忍の声が聞こえた。
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