男の秘密
「じゃぁ準備しますね」

荷物を受け取り、大判のレジャーシートをひき、その上にキルトのカバーをかける。

『昨日買っておいて良かった!』

お弁当を食べるのに必要なものが良く分からず、ネットで調べてからホームセンターに行った。

他にも紙皿やコップ、割り箸等も必要な事を、調べて気付いた。

遠足以来の事に、すっかり忘れてしまっていた。

「何を手伝ったらいい?」

「ええと、じゃぁお皿とコップと箸を用意して貰えますか」

カバンの中からそれらを出して忍に渡し、自分はお弁当を取り出す。

お弁当箱も大きな物が無かったので、重箱を購入した。

男性がどの位の量を食べるのか良く分からず、あれや、これと作っていくうちに、おかずが2段になった。

定番のから揚げや、出汁巻き卵の他に、ポテトサラダやウインナーの飾り切り、きんぴらごぼう、筑前煮、ミニハンバーグ、アスパラベーコン巻き等、思いつく物を作った。

『あ!好き嫌いを聞くのを忘れてたわ!』

重箱の蓋を開け、中身を見てから気付き愕然とする。
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