男の秘密
食後は優の持って来たコーヒーを飲んで、それから出発した。

高速付近で停まっていたので、直ぐに高速に乗り、それから2時間程で目的地に到着した。

今の時期藤も終わって何が咲いているのか気になっていたが、ポピーの花が綺麗に咲いていた。

「綺麗ですね!」

一面のポピーに感嘆の声を上げている優に、忍も満足そうな顔をしていた。

園内を散策して一段落したら、12時をまわっていた。

「お昼にしましょうか」

パンフレットを見ると、お弁当を食べられるエリアがあった。

「そうだな。結構歩いたから、お腹が空いてきたし」

二人はパンフレットにある飲食可能なエリアに向かった。

「忍さん、荷物重かったでしょ」

車を降りてからずっと、荷物を持っている忍に向かって申し訳なさそうに話す。

「いや、全然重く無かったよ」

『やっぱり男の人は力があるのね』

軽々と荷物を掲げて笑ってみせる忍を眩しそうに見上げた。
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