男の秘密
「いいお天気で良かったです。私も久しぶりに出かけました」
片づけが終わり、スケッチブックを取り出した優。
二人はゆっくりとした時間を過ごしていた。
スケッチブックに下絵を描きながら、忍と話すこの時間は、本当に至福の時だった。
『友達と出かけるってこんな感じなのかしら』
絵を描いていた手を止めて、チラリと忍を見る。
『いつの間にか眠ってるわ・・・暖かいといっても寝ていると風邪を引くかもしれない』
そう思い、バッグの中からひざ掛けを取り出し、忍にかける。
そしてまた絵を描き出した。
「うぅん・・」
どれ程経ったか分からない位絵に集中していた優の耳に忍の声が聞こえた。
ハッとして視線をスケッチブックから外して忍を見ると、目を覚ました所だった。
「ねてた?」
寝起きの少し幼いような顔で起き上がろうとした時、身体にかけてあった、ひざ掛けが滑り落ちた。
「かけてくれたんだ。ありがとう」
ひざ掛けを掴んで優を見ると、はにかんだ様に笑った。
「いいえ。ゆっくり寝られたらと思って」
「久しぶりによく寝たよ」
うぅーんと大きく伸びをしながらそう話す忍は年寄り若く見えて、優は可愛いと思った。
『また、可愛いなんて思うなんて』
片づけが終わり、スケッチブックを取り出した優。
二人はゆっくりとした時間を過ごしていた。
スケッチブックに下絵を描きながら、忍と話すこの時間は、本当に至福の時だった。
『友達と出かけるってこんな感じなのかしら』
絵を描いていた手を止めて、チラリと忍を見る。
『いつの間にか眠ってるわ・・・暖かいといっても寝ていると風邪を引くかもしれない』
そう思い、バッグの中からひざ掛けを取り出し、忍にかける。
そしてまた絵を描き出した。
「うぅん・・」
どれ程経ったか分からない位絵に集中していた優の耳に忍の声が聞こえた。
ハッとして視線をスケッチブックから外して忍を見ると、目を覚ました所だった。
「ねてた?」
寝起きの少し幼いような顔で起き上がろうとした時、身体にかけてあった、ひざ掛けが滑り落ちた。
「かけてくれたんだ。ありがとう」
ひざ掛けを掴んで優を見ると、はにかんだ様に笑った。
「いいえ。ゆっくり寝られたらと思って」
「久しぶりによく寝たよ」
うぅーんと大きく伸びをしながらそう話す忍は年寄り若く見えて、優は可愛いと思った。
『また、可愛いなんて思うなんて』