金髪子犬がじれったい!
ほたるの光が流れて、会場に残っていた子供達が、泣いたり、名残惜しそうにしながら帰っていく。
「お゙ねーぢゃん!」
泣きながら、さっきルーレットをしてくれてた男の子が走ってくる。
ぼふ。
あっためたミルクの香りがする。
この子も楽しかったから、帰りたくないんだね。
よかった。
男の子が私の胸で泣きながら、また会える?って聞いてきたときは、なんだかもう、
わしゃわしゃわしゃ!!!!
ってしたいくらいかわいかった。
ひとしきり萌えて、お客さんが全員帰った後、松田さんも含めてミーティングをした。
簡単に今日あったことを共有。
みんな疲れていたけど、みんな子供達にほっこりしたって感想だった。
片付けになると、松田さんに裏の倉庫に呼ばれた。
ここで、景品の残りを数えてパソコンに入力すればいいらしい。
ちょっと、お疲れさまですくらい言おうかとしてたけど、松田さんはあっという間にいなくなってしまった。