エリートな先輩の愛情を独り占め!?

……そういえば、研修時に撮った八谷先輩とのツーショットの写真は、今も大切に保管してある。
スーツに着られている幼い私と、爽やかに微笑む八谷先輩が、その写真の中に写っている。
その写真を見るたびに、今もこうして彼が隣にいることを、本当に奇跡のように思うんだよ。
そんなこと言ったら、きっと八谷先輩は笑うだろう。
バカだな、大げさだよって、笑うだろう。

「……好きだよ、理乃」

食べることが大好きで嫌ってほど私に餌付けをしてくるし、寝起きは悪いしネクタイを結ぶのは下手だしたまに喧嘩もするけど、悔しいくらい仕事はできるし周りからの信頼も厚い人。プライベートでは私に甘くて、手に余るほどの愛を与えてくれる人。
私の恋人であり、私の憧れ。



私の、愛しい先輩。





end
< 75 / 75 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:179

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

生まれ変わっても、君でいて。
[原題]きみは誰かの光

総文字数/125,089

恋愛(純愛)130ページ

表紙を見る
天敵御曹司は政略妻を滾る本能で愛し貫く
  • 書籍化作品
[原題]本能で惹かれあう私たちは、この愛に抗えない

総文字数/115,862

恋愛(純愛)122ページ

表紙を見る
本能レベルで愛してる~イケメン幼なじみは私だけに理性がきかない~
  • コミックあり
[原題]本能レベルで愛してる

総文字数/105,303

恋愛(学園)103ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop