秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~
香音side~
佐藤さんに堂々と付き合っていますとは言えないが、彼は私と永遠さんの仲を勘ぐっていた。
永遠さんは私の引き出物が入った紙袋を通すがりの柾貴さんに押し付ける。
佐藤さんの視線が柾貴さんに集中した。
「これから二人で何処に行くんだ?柾貴」
「えっ?永遠さん??」
柾貴さんの眼鏡の奥の瞳が円くなる。
表情も鳩が豆鉄砲を食らった感じになった。
「何を言い出すんですか?」
「二人は付き合っているんだ。佐藤」
「・・・小池さんが栗原さんのご子息と交際??」
「二人はここで待ち合わせしていたんだよな・・・俺達はお邪魔だし…行くぞ。佐藤」
「と、永遠さん!!?ちょっと・・・」
永遠さんは私と柾貴さんを置いて佐藤さんと共にエスカレーターを上がって行った。
永遠さんは私の引き出物が入った紙袋を通すがりの柾貴さんに押し付ける。
佐藤さんの視線が柾貴さんに集中した。
「これから二人で何処に行くんだ?柾貴」
「えっ?永遠さん??」
柾貴さんの眼鏡の奥の瞳が円くなる。
表情も鳩が豆鉄砲を食らった感じになった。
「何を言い出すんですか?」
「二人は付き合っているんだ。佐藤」
「・・・小池さんが栗原さんのご子息と交際??」
「二人はここで待ち合わせしていたんだよな・・・俺達はお邪魔だし…行くぞ。佐藤」
「と、永遠さん!!?ちょっと・・・」
永遠さんは私と柾貴さんを置いて佐藤さんと共にエスカレーターを上がって行った。