秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~
「何?」

「柾貴さんのお手伝いしようと・・・」

「そう・・・」

柾貴さんは素っ気なく返すとパスタ鍋に水を入れ始める。

「パスタ茹でるんですか?」

「うん」

「手際いいですね」


「普通だけど・・・」

「普通じゃありませんよ。その女子力高さ…私も見習いたい」


「副社長凄くハイだね」

「社内と変わらないと思いますけど・・・」


「内心は稜真に先越されて。焦ってるのかな?」
柾貴さんは急にくぐもった声で話し始めた。

「焦る?」
私の声も彼に合わせて小さくなる。


「子供だよ。副社長の方が早く結婚したのに・・・後で結婚した稜真に赤ちゃんがデキたから」

「副社長の奥さんって・・・伊集院元総理の娘さんでしたよね」

「そうそう。まぁ、ここだけの話しておいてね」

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