秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~
「お茶にするにしても何処もいっぱいだな」
毎年、クリスマス寒波が来て天気は雪でホワイトクリスマスだったが、今年は暖冬で温かく、雪は降らなかった。
「本屋行く?」
「いいですけど・・・」
柾貴さんは私を本屋に誘う。
私と柾貴さんが付き合えば、デートコースには必ず本屋さんが定番だ。
時間潰すには手ごろな場所だけど、浅香先生の新刊も出たばかりだし、当分発売しないだろうなぁ。
「柾貴さんって恋愛小説読みます?」
「俺が読むと思う?」
「全然」
「小池さんの方こそ読むんじゃないの?」
「私だって全然読みません。でも、恋愛映画は観ますよ」
二人で書籍コーナーを物色した。
仕事の時はキチンとセットされた柾貴さんの髪も休みの日は毛先を弄んだ感じにして、プライベートと区別されていた。
スラリとした細身のブラックジーンズも似合っている。
毎年、クリスマス寒波が来て天気は雪でホワイトクリスマスだったが、今年は暖冬で温かく、雪は降らなかった。
「本屋行く?」
「いいですけど・・・」
柾貴さんは私を本屋に誘う。
私と柾貴さんが付き合えば、デートコースには必ず本屋さんが定番だ。
時間潰すには手ごろな場所だけど、浅香先生の新刊も出たばかりだし、当分発売しないだろうなぁ。
「柾貴さんって恋愛小説読みます?」
「俺が読むと思う?」
「全然」
「小池さんの方こそ読むんじゃないの?」
「私だって全然読みません。でも、恋愛映画は観ますよ」
二人で書籍コーナーを物色した。
仕事の時はキチンとセットされた柾貴さんの髪も休みの日は毛先を弄んだ感じにして、プライベートと区別されていた。
スラリとした細身のブラックジーンズも似合っている。