秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~
「クリスマス一緒に過ごしておいて、友達とか言うなよ!」


「友達でもクリスマス一緒に過ごす人は沢山居ます!」


永遠さんの恨めしい言葉の中に嫉妬が垣間見え、少しだけ嬉しかった。

でも、彼は嫉妬を私に隠す。


「永遠さんは本当に私のコトを信じてくれないんですね・・・」


「お前だって、俺のキモチを分かってくれない。それと同じだ。お前のような気の強い女と仕事をしなくていいと思ったら清々するよ」



「ふん」


「ふん」


私と永遠さんはプイッと互いにそっぽを向いた。



以前にも増して、険悪な雰囲気になった。


私達は仲たがいしたまま、彼は会社を去ってしまった。





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