秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~
「壮ちゃんって誰だ?」
キョトンとした目で見つめる永遠さんに答える。
「相川壮一(アイカワソウイチ)。私の幼なじみ」
「アイツは地元に残って、俺の白菜栽培を手伝ってくれている。中学時代はヤンキーだったが、今は立派に更生して真面目に働いているんだ。俺の一番信用できる相棒だ。壮一のヤツはお前がスキなんだ。こんな男とは別れて、壮一と結婚してやれ」
「私の中で壮ちゃんは幼なじみでしかないの」
「爺ちゃんや婆ちゃんだってもう年で・・・農作業が無理だ。お前もこっちに戻って来い!」
「お兄ちゃんの言う通り男性の少ない会社にだって就職したでしょ?」
「香音さんは俺と結婚します。貴方の言うその壮一と言う男には渡しません!」
永遠さんは私の肩を抱き、断言した。
「…どうしても香音を諦めないか…神宮寺お前…この部屋見て何とも思わないか?」
「お兄ちゃん?」
「香音の部屋は昔から汚い。
コイツ、片付け下手なんだ。おまけに気が強い。小さい頃は近所の男相手に良く喧嘩していた」
お兄ちゃんは私をけなして、永遠さんの愛情を削ぐ作戦に出た。
キョトンとした目で見つめる永遠さんに答える。
「相川壮一(アイカワソウイチ)。私の幼なじみ」
「アイツは地元に残って、俺の白菜栽培を手伝ってくれている。中学時代はヤンキーだったが、今は立派に更生して真面目に働いているんだ。俺の一番信用できる相棒だ。壮一のヤツはお前がスキなんだ。こんな男とは別れて、壮一と結婚してやれ」
「私の中で壮ちゃんは幼なじみでしかないの」
「爺ちゃんや婆ちゃんだってもう年で・・・農作業が無理だ。お前もこっちに戻って来い!」
「お兄ちゃんの言う通り男性の少ない会社にだって就職したでしょ?」
「香音さんは俺と結婚します。貴方の言うその壮一と言う男には渡しません!」
永遠さんは私の肩を抱き、断言した。
「…どうしても香音を諦めないか…神宮寺お前…この部屋見て何とも思わないか?」
「お兄ちゃん?」
「香音の部屋は昔から汚い。
コイツ、片付け下手なんだ。おまけに気が強い。小さい頃は近所の男相手に良く喧嘩していた」
お兄ちゃんは私をけなして、永遠さんの愛情を削ぐ作戦に出た。