秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~
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「母さん、彼女が濱部社長の秘書を務める・小池さんだ」
永遠さんが私を母である神宮寺夫人に紹介する。
「初めまして・・・小池香音と申します」
次の週末、私は永遠さんの邸宅に足を運んだ。
「頼さんからも貴方のコトは訊いていますよ」
私の緊張を解すように優しい口調で神宮寺社長夫人が返してくれた。
「これ…お口合うかどうか分かりませんが・・・どうぞ」
私は手土産に有名なパティシエ・御堂海里さんのザッハトルテを渡した。
「ありがとう。さぁ、中に入って」
「お邪魔します」
エントランスを潜ると佇まいと同じように、大正時代にタイプスリップしたかのようなレトロな空間が広がった。
「この邸宅は大正時代に建築されたの。概観も内装も当時のままを残すように補修しているの。驚いた?」
「いえ・・・」
緋色の絨毯が敷き詰められた緩いカーブの階段が目を惹いた。
「父さんは?」
「派瑠君と中庭でボール遊びしてるわ」
「父さんが孫の子守してるの!?珍しい」
「愛は生まれたばかりの赤ちゃんにかかっきりだからね」
フランス在住の妹の愛さんは2ヵ月前に日本に帰国して、2番目の子供を出産したらしい。
予定日よりも2週間程早いお産だと永遠さんから訊いた。でも、性別は訊いていなかった。
「母さん、彼女が濱部社長の秘書を務める・小池さんだ」
永遠さんが私を母である神宮寺夫人に紹介する。
「初めまして・・・小池香音と申します」
次の週末、私は永遠さんの邸宅に足を運んだ。
「頼さんからも貴方のコトは訊いていますよ」
私の緊張を解すように優しい口調で神宮寺社長夫人が返してくれた。
「これ…お口合うかどうか分かりませんが・・・どうぞ」
私は手土産に有名なパティシエ・御堂海里さんのザッハトルテを渡した。
「ありがとう。さぁ、中に入って」
「お邪魔します」
エントランスを潜ると佇まいと同じように、大正時代にタイプスリップしたかのようなレトロな空間が広がった。
「この邸宅は大正時代に建築されたの。概観も内装も当時のままを残すように補修しているの。驚いた?」
「いえ・・・」
緋色の絨毯が敷き詰められた緩いカーブの階段が目を惹いた。
「父さんは?」
「派瑠君と中庭でボール遊びしてるわ」
「父さんが孫の子守してるの!?珍しい」
「愛は生まれたばかりの赤ちゃんにかかっきりだからね」
フランス在住の妹の愛さんは2ヵ月前に日本に帰国して、2番目の子供を出産したらしい。
予定日よりも2週間程早いお産だと永遠さんから訊いた。でも、性別は訊いていなかった。