秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~
「いいじゃない。6月の花嫁は一番幸せになれると言うジンクスがあるんだから・・・私はそれに乗っ取ってするだけ」
愛さんも気が強そうな雰囲気。
神宮寺社長を早口の言葉で言い包める。
「頼さん、奈都也さんは来週、日本に仕事で来ますし、ずっとは二人が離れているワケじゃありませんよ」
夫人が腑に落ちない神宮寺社長をやんわりと窘める。
「・・・そうだ。永遠・・・小池さんにも私達の挙式には是非出席して貰ってね」
愛さん、今度は永遠さんに話し掛けた。
永遠さんは隣に座る私の目を見て、異存がないのを確かめた。
「分かった。二人で出席するよ。愛」
「それと・・・奈都也さんの息子の冬也(トウヤ)君にも出席をして欲しいんだけど・・・」
「えっ!?アイツと奈都也さんは絶縁状態だと訊いているけど・・・」
「それは緑川家とでしょ?」
「でも、アイツが緑川家の後継者だし・・・祖父である家元が許すワケないじゃん」
「それを何とか永遠の力で説得して欲しいのよ」
「俺は緑川とは直接面識ないし…ましてや家元とは・・・」
「そこを何とか…永遠、お願いね・・・」
永遠さんは愛さんに押され、頷くしかなかった。
愛さんも気が強そうな雰囲気。
神宮寺社長を早口の言葉で言い包める。
「頼さん、奈都也さんは来週、日本に仕事で来ますし、ずっとは二人が離れているワケじゃありませんよ」
夫人が腑に落ちない神宮寺社長をやんわりと窘める。
「・・・そうだ。永遠・・・小池さんにも私達の挙式には是非出席して貰ってね」
愛さん、今度は永遠さんに話し掛けた。
永遠さんは隣に座る私の目を見て、異存がないのを確かめた。
「分かった。二人で出席するよ。愛」
「それと・・・奈都也さんの息子の冬也(トウヤ)君にも出席をして欲しいんだけど・・・」
「えっ!?アイツと奈都也さんは絶縁状態だと訊いているけど・・・」
「それは緑川家とでしょ?」
「でも、アイツが緑川家の後継者だし・・・祖父である家元が許すワケないじゃん」
「それを何とか永遠の力で説得して欲しいのよ」
「俺は緑川とは直接面識ないし…ましてや家元とは・・・」
「そこを何とか…永遠、お願いね・・・」
永遠さんは愛さんに押され、頷くしかなかった。