秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~
愛さんは緑川さんに呼ばれ、追い駆けて来るコトはなかった。
ブーケは死守し、中庭では神宮寺家専属のシェフ達の手料理がビュッフェスタイルで振る舞われた。
私達はこっそりと教会の中に。
愛さんと緑川さんが永遠の愛を誓った十字架の前に並んだ。
「香音のお爺様の許しはまだ貰っていないけど、とりあえずこれ受け取ってくれ」
永遠さんは上着のポケットから取り出したのは真っ白なジュエリーケース。
私は渡されたケースを開ける。
台座には、ダイヤモンドのリングが大輪の花のように美しい孤高の光を放っていた。
「サプライズで渡したかったから…あえて、お前とは一緒に選ばなかった。花をモチーフに作られたダイヤモンドリングらしい」
「ありがとう。永遠さん」
永遠さんは台座からダイヤモンドのリングを外し、左手の薬指に嵌めた。
「サイズはピッタリだな」
彼の瞳に安堵の色が見える。
「近い内に、父さんと共に君の祖父母に挨拶に行く」
「ありがとう・・・」
「今は、香音の薬指に永遠の愛を誓うよ」
永遠さんはエンゲージリングの嵌った薬指にキスを落とし、永遠の愛を誓った。
「唇には誓わないの?」
「唇にも誓うよ」
私達は誓いのキスを交わした。
本番の誓いのキスはもっと甘く蕩けるキスがいいーーー・・・
FIN
ブーケは死守し、中庭では神宮寺家専属のシェフ達の手料理がビュッフェスタイルで振る舞われた。
私達はこっそりと教会の中に。
愛さんと緑川さんが永遠の愛を誓った十字架の前に並んだ。
「香音のお爺様の許しはまだ貰っていないけど、とりあえずこれ受け取ってくれ」
永遠さんは上着のポケットから取り出したのは真っ白なジュエリーケース。
私は渡されたケースを開ける。
台座には、ダイヤモンドのリングが大輪の花のように美しい孤高の光を放っていた。
「サプライズで渡したかったから…あえて、お前とは一緒に選ばなかった。花をモチーフに作られたダイヤモンドリングらしい」
「ありがとう。永遠さん」
永遠さんは台座からダイヤモンドのリングを外し、左手の薬指に嵌めた。
「サイズはピッタリだな」
彼の瞳に安堵の色が見える。
「近い内に、父さんと共に君の祖父母に挨拶に行く」
「ありがとう・・・」
「今は、香音の薬指に永遠の愛を誓うよ」
永遠さんはエンゲージリングの嵌った薬指にキスを落とし、永遠の愛を誓った。
「唇には誓わないの?」
「唇にも誓うよ」
私達は誓いのキスを交わした。
本番の誓いのキスはもっと甘く蕩けるキスがいいーーー・・・
FIN