カリスマ社長に求婚されました
「ん……」

こんなの初めて……。

なんとか水を飲み干したけど、そのまま優一さんにキスをされる。

少し冷たくなった彼の舌が絡むたびに、ドキドキで体は熱くなる。

今夜の優一さんは、どこか激しくて不思議だったけど、きっと彩子さんとの会話を聞かれたからかもしれない。

私のことを離さないとか言っていたのも、そのせいかと想像すると、優一さんの想いが愛おしくてたまらない。

「今夜は久しぶりの夜だから……」

優一さんはそう言って、私を抱き上げると寝室へ戻った……。
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