そのキスで教えてほしい
「土曜日、二人でまた出掛けませんか? ……久都さん」
照れながら私が名前を呼んだら、じっと見つめられたから。
恥ずかしいので、崎坂さんの頬に軽く唇を寄せた。
「……由麻」
「はい、デスク戻りますよ。仕事です」
立ち上がった私は、瞬きを多くする崎坂さんに頑張って平然としようとしたけれど、頬が熱くなっている。
数秒して余裕を取り戻した崎坂さんは、ふっと笑って立ち上がった。
「赤い顔どうにかしてからデスク戻ってくれよ」
ぽん、と私の頭を触った崎坂さんはいたずらな表情。
どうやらまだ彼の余裕には負けてしまうけれど。
頭を抑えながら崎坂さんを見上げたら、微笑まれて。
温かく満たされた気持ちに、私の胸はぽうっとなった。
先に歩きだし、視線を残すようにしながら私を見る崎坂さんに、私は頬を押さえて「もう平気です!」と言いながら追いかけた。
想いを溢れさせながら、彼の隣を歩く。
あなたが、好き。
【END】
※ 読んでくださりありがとうございました。
照れながら私が名前を呼んだら、じっと見つめられたから。
恥ずかしいので、崎坂さんの頬に軽く唇を寄せた。
「……由麻」
「はい、デスク戻りますよ。仕事です」
立ち上がった私は、瞬きを多くする崎坂さんに頑張って平然としようとしたけれど、頬が熱くなっている。
数秒して余裕を取り戻した崎坂さんは、ふっと笑って立ち上がった。
「赤い顔どうにかしてからデスク戻ってくれよ」
ぽん、と私の頭を触った崎坂さんはいたずらな表情。
どうやらまだ彼の余裕には負けてしまうけれど。
頭を抑えながら崎坂さんを見上げたら、微笑まれて。
温かく満たされた気持ちに、私の胸はぽうっとなった。
先に歩きだし、視線を残すようにしながら私を見る崎坂さんに、私は頬を押さえて「もう平気です!」と言いながら追いかけた。
想いを溢れさせながら、彼の隣を歩く。
あなたが、好き。
【END】
※ 読んでくださりありがとうございました。


