思い出の悲しみ



「パパからだ」

「いいよ。出て」




私は電話に出た




「もしもし?」

「ッもし・・・もし?美弥か?」

「え、パパ?」

「大丈夫か?」

「え、え、今パパどこにいるの!?」

後ろの方で泣き声や叫び声が聞こえる

「パパはママといるよ」

「パパ?聞いてる?」

「ずっと・・・美弥の事愛してるから」



「パパ!?」

その時爆発音が聞こえ、電話が切れた・・・。






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