私の嘘を完成させて
「あ。彷徨。」
4人の後ろに明らかに不機嫌そうな
男がいつの間にか立っていた。
黒髪で長身。
この人達それぞれの個性があるのに
全員一致するもの。
一言で表すと美形。
普通の女の子だったら
顔を赤らめるんだろうな。
とりあえずこの場を離れたい。
「彷徨この子隣に越してきたみたい。
挨拶の品も持ってきてくれたよー」
代わりに眼鏡さんが説明をしてくれた。
この人が部屋の主か…
彷徨と呼ばれる男に
目を向けると同時に目が合う。
「隣に越してきた神田です。
宜しくお願いします。」