私の嘘を完成させて
よくよく考えてみると
きっと年齢は同じくらいだし
この部屋の子どもの友達とか?
「ここに住んでるの後少しで
帰ってくるし一緒に部屋で待ってる?」
ニヤニヤしながら眼鏡の後ろから
出てきた明らかにチャラそうな
銀髪の男…
「どーでもいいけど早く入ろうぜ
さみぃし腹減った」
その銀髪の隣にいる黄色の髪の男。
見るからにヤンキーです。って感じ。
ちっ。
無駄な時間使った。
「じゃあまた改めます。」
部屋に戻ろうとすると
「早く部屋入れよ」
低くて少し怖いと思う声が
耳に入ってきた。