私の嘘を完成させて

「そーいう事かよ」

とても低い声が聞こえた方を
向くと…

あぁ。なんてタイミングの悪い。

「…栄斗」

一番聞かれてまずい
栄斗とその後ろに
生徒会の皆…

そして…

「・・・・っ」

泣いている堀さんの姿。

なんでここに…

私一人で片付けようと
思ってたのに…

栄斗はジリジリと
篠崎さんに向かって行く。

「…何よ。」

周りの男たちは5人組の
剣幕にビビっているのか
その場を動かない。

先程まで勝ち誇って喋っていた
篠崎さんもさすがに
ビビっている様子だ。

「っ栄斗ダメ…」

泣きながら栄斗を止める
堀さん…

そうだ。栄斗。
ダメだよ。

ここは私が片付けるって決めた。

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