私の嘘を完成させて
「ねぇ堀さん。私、
堀さんにたくさん助けられた。
生徒会の皆にもたくさん
助けてもらってる。」
これは素直な気持ち。
「関わりたくないとか
迷惑とか、そう思ってたら
人は人を助けないよ。」
「…っ」
私がそういうとボロボロと
涙を流す堀さん。
「このままでいいはずなんてない。
好きなら自分に素直になりなよ。」
「でもっ…」
あぁ。じれったい。
「じゃあ栄斗と付き合っていい?
私ちょっと気になるんだよ」
「だめっ!!!」
気になるんだよねと言おうと
思ったら慌てて言葉をかぶせる。
「嘘に決まってるでしょ。」
「え?」