私の嘘を完成させて
「別に…
借りを返しただけ。」
そう。
私が誰かの為に
動くなんてそんな事しない。
今回は気まぐれ。
これで上手く行かなかったら
私はもう何もする事は
出来ない。
「南那ちゃん。ありがとう。」
「え?」
「栄斗はさ、愛菜ちゃんと
別れてからすごい荒れてたから。」
私はお礼を言われる様な事は
何もしていない。
だってこれであの二人が
上手く行かなかったら
私はただのおせっかいだ。
上手く行けばいいな。
そんな事を思ったのは
絶対に4人には言わない。