私の嘘を完成させて

傍にいる事が出来ないんだったら
遠くからでも見守っていたかった。

…のに


「昨日のっ…男達が・・
堀さんを…プールにっ」


南那の一言で
結局守れない自分に
イラついた。


バンッ!!

屋上のドアを勢いよく
開けると…

「愛菜っ!!」

そこにはあの糞野郎共に
囲まれた愛菜。

やっぱり昨日ボコボコに
してやればよかった。

「えい…と…」

涙をすごい溜めた愛菜を
見て怒りがふつふつと沸いてくる。

この糞野郎共と
自分自身に。


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