私の嘘を完成させて

わかってる。
いつまでも逃げてちゃいけない。
なのに怖いの。
早く楽になりたい。

「南那。」

学校を出ると校門にいたのは

「彷徨…?何で?
アイスは?」

「甘いの嫌い」

確かに彷徨が
アイスを食べている所は
想像出来ないっていうか…
想像したくない…

にしても…

「だからって…
何でここにいるの?」

アイスが嫌いなら
真っ直ぐ家に帰ればいいのに。

「迎え来た。もう暗いし」

「皆は?」

「家で飯作って待ってる。」

行くぞと先に歩き出す
彷徨を追いかける。

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