私の嘘を完成させて
【回った?】
【うん!!】
「これって…」
再生されたDVDを見て
全員が息を飲む。
だってそこには見た事ない
笑顔の南那ちゃんが写っていた。
【何でそんなニヤついてるわけ?】
【だって南那に誕生日
祝ってもらってるんだもん!!】
いや…違う。
南那ちゃんと同じ顔をした
女の子は南那ちゃんじゃない。
【南那!ビデオ貸して!
私も撮る!!】
【私はいいよ】
【いいからっ!
じゃーんっ!!
私の自慢の双子の姉!
南那でーす!!】
【あんま映さないで】
【えーなんで!
私だけの誕生日じゃないんだから!】
「南那って双子なのか?」