私の嘘を完成させて

「南那ちゃん。奴等まじで
追いかけて来るから気を付けて。」

何それ。怖いんだけど。

「まぁ愛菜ほどではねーけど
美人顔だから男子は
追ってくるだろうなー。」

「うるさいよ。純粋栄斗。」

「なっ!お前!」

「って事は皆毎年
デートしてるって事?」

真っ赤な栄斗は無視。

「まさか。皆逃げ切ってるよ。」

「えぇ。。。」

まじじゃん。

「結構女も侮れねーよ。
目がイっちゃってんもん。
しかも何げ足早い女とか
いるしな~」

まじ怖ぇと言いながら
ニヤニヤする新は
まんざらでもなさそう。

女子とデートとか喜んで
行きそうなのに。

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