私の嘘を完成させて

それなのに…

「寂しいって
言ったじゃねーか」

答えたのは
怒ってるはずの彷徨で…

「えっ!南那ちゃん!
寂しかったの?!」

彷徨のまさかの
暴露に身を乗り出す海。

「へぇ。嬢ちゃんも
可愛いとこあんじゃねーの。」

「素直じゃねーな!」

少し彷徨を睨んでみると
さっきまで怒ってた
彷徨も少し笑っていた。

その後、もちろん優しい
愁はちゃんと説明してくれた。

彷徨と電話を切った後
すぐにマンションに戻った
彷徨は私がいない事を知って
早急に居場所を突き止めて…

「彷徨の家のプライベート
ジェットで来たんだよ~」

なんて普通のトーンで
言う愁に唖然とする。

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