私の嘘を完成させて

朝から胸糞悪いもん見たわ。

さらに募るイライラを溜めて
目的地の目の前まで来た。

コンコン

静かめに、ただ怒りを込めてノックをすると

「はーい」

私のイライラの原因の声が
そこから聞こえてきた。

「なーなー!!」

両手を広げてこちらに
走って向かってくるそいつを

バキッ

殴った。


「痛てぇー!!!!
何すんの!!南那!!」

「何すんの?それはこっちの台詞」

床に倒れているそいつを
ジリジリ追い詰める。

「ま、待て・・
話せば分かる…」

「へぇ。じゃあ私が納得出来るように
説明してくれる?




尚人さん」



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