私の嘘を完成させて

そう。

尚人さんは私の転校先の理事長。

そしてあのマンションのオーナー

私とあの5人組の共通点は
この男しかいないという事。

「すみませんでした…」

理事長のフカフカの
椅子に座ってるのは私で
その前に正座をする尚人さん。

「だって南那を1人で
住ませるの不安だったし…
新しい学校も先に友達いた方が
安心するかなって…」

小さな男の子がお母さんに
怒られているみたいに
言い訳をずらずら並べる。

「むしろこの先不安でしか
ないんだけど。」

「安心して!あいつら
見てくれはあんなんだけど
本当にいい奴等だから!!」

「そんなの聞いてない。」

「はい…」

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