私の嘘を完成させて
勢いよく開いたベランダ。
振り向くとそこには
「なんだよ。愛。」
険しい顔をした愛ちゃん。
だけど、すぐにニコッとして
「私アイス食べたいから
南那ちゃん一緒に
コンビニ行こう?」
なぜ。私。
そのニコッとする顔の
裏は「ついて来いよ」と
読み取れる…。
「あー。うん。いいよ」
「俺も行く!」
ヒヤヒヤとそんな顔を
した栄斗が助け舟を
出してくれたけど
「私南那ちゃんと
ゆっくり話したいのー!
だから皆は待っててね!」
あぁ。行きたくない。