私の嘘を完成させて

マンションを出て
私の先を歩く愛ちゃん。

部屋を出てから
何も話さない愛ちゃんに
恐怖すら感じるわ…。

「ねぇ南那ちゃん。」

ピタリと足を止めて
こっちを振り返る
その顔は不安そうで…。

「何…?」

「…海とはどういう関係?」

あぁ。やっぱりこの子
海が好きなんだ。

「海と付き合ってるの?」

違う。そう言おうと
思ったけど…

「さぁ。どうだろうね」

散々睨まれた
仕返しをしてみた。

クスッと笑うと
顔を真っ赤にして









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