私の嘘を完成させて

「えっ。南那ちゃん・・」

焦ったように
私と彷徨を交互に見る海に
私は口を止めない。

「いいでしょ?
昨日みたいに
くっついて寝よ?」

吐き気がするくらい
甘い声を出して
海の腕に絡む。

「いいでしょ?海」

さぁ。どうする。

「っ!」

勢いよく立ち上がった
愛ちゃんは私の前に来て


バチンッ!!!

「あんた最低っ!!」

私を平手打ちして
走って彷徨の家を
出て行った。


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