私の嘘を完成させて

「南那?どうかした?」

気が付いたら尚人さんに
電話をかけていた。

「…別に」

「南那は何かあるとき
絶対別にって言うんだよな~」

クスクスと笑いながら

「暇なら学校おいで。
今俺いるから。」

「…うん」

電話を切って学校に向かった。


今は1人でいるよりは
いいと思うし…

かと言ってあの5人と
いるのは無理だ。


猛暑の中学校までの
道のりは辛い。

「迎え来てよね…」


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