私の嘘を完成させて

「具合悪いか?」

至近距離で彷徨に
そう言われる。

「だ、いじょうぶ。
眠いから部屋で寝る…」

「わかった。」

「変な南那~」

「うるさい。純粋栄斗。」

後ろで何やら文句を言う
栄斗だけど無視して
自分の部屋に戻った。


何動揺してんだ、私。

彷徨が私にベタ惚れ?

そんなわけないじゃないか。

それに、もしそうだったと
してもそれだけは絶対にダメ。

やっぱり近づきすぎた?

だけどもう離れるなんて
無理だ。



< 353 / 402 >

この作品をシェア

pagetop