私の嘘を完成させて
佐田side

姫が帰ってから
尚人はご機嫌。

酒を開ける手が
止まらない。

「ほんと過保護だよな。」

「まぁな。大事な妹」

「そこ父親じゃねーんだ」

「まぁそれでもいいけど。」

尚人とは昔からの
連れだから基本
何でも知っているけど、


「大丈夫なのか?」

「・・・あぁ」

いきなり真剣な声色に
なる尚人には
未だに緊張感を覚える。

「…あいつらに話さねぇの?」

「…南那から話すだろ。」

そう言うけど、
俺はそんな気しねぇんだよな。

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