私の嘘を完成させて

「ご、めん?」

とりあえず謝ってみる。

「礼しろよ。」

・・・。

なんなんだ。

きっと無理と言ったら
この恥ずかしい体勢から
抜け出す事は出来ない。

かと言って
お礼すると言ったら
もっと恥ずかしい事を
要求されそうだ…。

どうしよう…。

「おい」

「一応聞くけど…
私に拒否権は?」

「んなもんあるか。」

ですよねー

だったら話は早い。

「…何すればいいの」

私が恐る恐る言うと
厭らしく笑う彷徨。

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