私の嘘を完成させて
「愁なんて嫌い。」
「ごめんね。でも
これだけは俺らも
どーする事も出来ないから
楽しんでよ。」
無理に決まってるでしょ・・
くそ、尚人さんめ、
一生恨んでやる。
「ほら、早くこいよ~」
放課後の生徒会室に
向かう途中で
ダラダラ歩く私と愁に
そう声をかける栄斗。
スタスタと先を歩く
栄斗にそう言われても
足取りは重い…
そして私の一歩前を歩く
彷徨はなぜだか不機嫌。
「あれ~南那ちゃーん!」
耳障りな聞き覚えのある声。
その声に私だけじゃなくて
5人も振り返る。