私の嘘を完成させて

「俺らもそこまで
詳しくは知らないんだけど
片思いしてた後輩が
振り向いてくれなかったらしく
襲ったんだよ。」

「警察沙汰にもなったし
俺らも最後まで
迷ったんだけど・・」

「・・たの」

「ん?何か言った?」

「その子・・
どうなったの…」

手汗がひどい。
声が震える。

「…南那ちゃん?」

「どうした?」

皆の優しい声にも
冷静ではいられない。

どうしてそんな
身勝手な理由で
そういう事を
してしまうの?



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