私の嘘を完成させて

「まぁ、襲われたって
言っても未遂だったし、
本人は大丈夫って
言ってたけど、
結局遠くの町に
転校しちゃったんだよ。」


「んで、最終的な
処分を決めたのは彷徨。」

「だからあいつ異様に
彷徨だけ恨んでるんだよ。」


そんな、理不尽で
子どもみたいな…

普通に考えても
その人が悪いじゃないか。

手に力がこもる。


「お前、何してんだ。」

彷徨に手を掴まれて
掌を見ると血が出ていた。

それほど強く
握っていたんだ。

「うわっ!
南那ちゃん血出てるよ!
大丈夫?」

「嬢ちゃん・・
本当にどうした?」


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