私の嘘を完成させて

屋上について煙草に火をつける。

また尚人さん使っちゃった…
後でお礼を言いに行こう。

授業が始まるまであと15分。

少しだけでも1人になりたかった。

まだ出会って日もたっていない人達。

なのに・・

なんでこんな居心地がいいと
思っちゃうの…?

優しく手を差し伸べてくれる彷徨。

文句を言いながらも毎日
お弁当を作ってくれる新。

私の為に動いてくれてる愁。

自分のせいだと言って謝る栄斗。

心配して涙を流す海。

ダメだ。
こんな穏やかな気持ちになっちゃ。

私は私だ。

【絶対許さない。】

うん。大丈夫。
許さなくていい。

自分中で決意を固めて
教室へ戻る。

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