【完】甘い香りに誘われて 5 極道×やんちゃな女たち


すぐに隼たちも到着。


どうやら司が合流した事が私達が中へと入った合図のようだ。




遠山さんも奥野さんも五郎ちゃんを見て安堵の顔を浮かべていたが


刺青はどうなったかとか穴あいたかとかそんな話をしている。




再びノックの音がして振り返ると小川さんだ。



「揃ってるな」


「本当に来やがった」



昨日よりずっと元気になった五郎ちゃんに小川さんも声をかける。



「回復が早いな。さすが平良だな」



決してこの部屋の中は小川さんを歓迎するムードではないが排除したい空気が流れているわけでもない。




「今日戻るのか」



奥野さんたちに聞いている。



「顔みたよってこのまま帰るとこや」


「見送りはいらねぇよ」


少しだけビクビクしてしまうのは、顔が笑ってないからだ。


目があった遠山さんが私を見るとほっこり笑顔をみせてくれるぐらいひきつっていたのかもしれない。






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