瞳 短編小説
ドンッ
男は激しくこけた。
そこにはもうひとつ影があった。
日差しの逆光のせいではっきりと顔が見えない。
ただ息が切れてるのはわかった。走ったのだろう。
「おじさん。悪いけどそのバック僕にちょうだい。いや店長にその中のもの全て返して」
そのもうひとつの影の男はそういった
「うるっせえ!!糞ガキ!!」
走り去ろうとする男の足を引っ掛けまた男はこけた。そのとき私はカバンから激しく落ちた。
「ってぇ…てめぇなにしやがんだ!!」
男はカッとなりもうひとつの影の男の胸ぐらをつかんで殴ろうとした。
「おじさん。窃盗の次は暴力かい。」
男はもうひとつの影の男に言われ周りを見た
周りには男を見て小さな声で何かを話している人たちがいた。
トントンと男の方を誰かが叩いた
男は振り返った
「話を聞かせてもらおうか」
そこには警察という男がたっていた
男はその警察から連れていかれた
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