恋の悪あがき〜甘い香りに誘われてⅡ
トリニティ本社前に立ち、社屋のてっぺんを睨む。

人、人、人、、、

「おい。顔が怖いぞ…ゆとり女子」

むっ。こんなこと言う奴、一人しかいない。

無視だ、無視!

「おい。会場はそっちじゃない。遅刻扱いになるぞ?」

「……っ」

あー、またこの男が受付係なのか…

他に人材いないなかな。この会社は。

「名前と学校名」

はいはい…

「佐伯 悠里。K大学経済学部4回生です」

面倒くさっ…

「俺だって面倒くさい。顔に出てるぞ。気を付けろ」

また読まれた…

「……」







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