恋の悪あがき〜甘い香りに誘われてⅡ
「何か、可笑しいポイントあったか?」

こっち…と促される。


ピッ…


車音痴の私でも知ってる四つの輪がトレードマークのシルバーの外車だ。

この人…これに乗ってるの?

自分はサッサと乗り込み、エンジンをかけてる。

運転席から『こっち来い』と口パク。

もう!助手席のドアを開けろとは思わないけど、もうちょっと何とかなんないの?

カチャ…

「あー、もう少しで涼しくなるからな」

サッサと乗り込んだのは、車内を冷やすためだったのか…優しい。

「何から何まで、ありがとうございます」

もう申し訳なくて、だんだん声が小さくなる。







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