恋の悪あがき〜甘い香りに誘われてⅡ
奥の席に座ってると、ブイヤベースのいい香りが漂ってきた。

「お待たせしました」

綺麗なガラスの器に盛られたグリーンの…ポテッとしたの、なんだろ?

「これはね、アスパラガスのヴェリーヌ。口当たりもいいし、さっぱりするよ」

パクッ

「わあ…美味しい!」

ほんのりと塩味で…本当だ。口当たりが良くて、どれだけでも食べられそうだ。

「松田さん、すっごく美味しい」

興奮して伝える私に、

「良かったな…」

優しく微笑んでくれる。


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