恋の悪あがき〜甘い香りに誘われてⅡ
しばらく走って止まったのは、住宅街にある洋食の店?

「いらっしゃい…よう!大樹。久しぶりだな」

「ああ。胃に優しいけど、腹一杯になるメニューお願い」

「なんじゃそりゃ?了解。奥どうぞ」

お店のオーナーさんかな?松田さんとずいぶん親しげだ。

「こんばんわ」

「こんばんわ。彼女さんかな?ゆっくりしてってね」

「彼女じゃ…『ないから』」

『彼女じゃありません』って、言おうと思ったけど、なにも松田さんまで、全力で否定することないじゃない。


ズキッ…


心の奥が締め付けられる。私はショックを受けてるの?




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