二度目の恋


そして、月曜日。
18時に上がった私は遥輝と合流し
三木田社長が入院している病院へ向かった


一輝は直接、病院へ行くという
少し緊張しながら、病室の前に着いた



「美奈ちゃん、大丈夫だよ」


私が躊躇していたノックを
代わりに遥輝がしてくれた



「どうぞ」


この声は……一輝の母だろう
ドアを開けて、中へ入る



三木田社長は、横になったまま
その傍らに一輝のお母さんがいた


私の姿を確認すると
椅子から立ち上がり、頭を深々と下げてきた



『頭を、あげてください。今日は……』


言葉を言いかけた時
一輝が遅れて病室へ入ってきた


「悪い、遅れた」


一輝を見ると、やはりホッとした
三木田社長は眠ったままだった
それでも……いい
三木田社長に届いたら……
< 167 / 269 >

この作品をシェア

pagetop