二度目の恋


メールは来るけど、電話はない
それがいかに忙しいかわかる


出張から帰ってから、一緒に暮らす
少しずつ、部屋の片付けをしていた

大家さんにも連絡した
必要ないものは捨てる
大きい物は、引越し業者に引き取ってもらおうと思った


「美奈ちゃん、父さんが心配するから連絡してやってよ。煩くてさ……」


遥輝によく連絡をしている一輝
私があまり連絡しないからって
遥輝に愚痴るなんて……


『忙しいと思ったら…ねー』


「俺を巻き込まないでよ」


そう言ってる遥輝は嬉しそうだ
一輝から連絡あるのが嬉しいんだろう


私より連絡を取っているだろう
それでいいと思う



『家族なんだから、いいでしょ?』


そう言うと笑ってくれた
もうすぐ、本当の家族になれる、
けど、やっぱり予定通りにはいかなかった
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