二度目の恋
だから、今日はこのまま一輝のマンションへ行く
最終の飛行機で帰ってくるはず
もしかしたら私の方が早く帰るだろう
早く会いたいな……
「……さん、田宮さーん、聞いてます?」
高木さんが絡んでくる
はい、はい……ってか、近いっ。
いい加減にしてよっと一言言ってやろうとしたら、私と高木さんの間に無理やり入ってきた人がいた
「イテッ、河村さん、なんですかーっ!折角、田宮さんといいとこなのにっ!」
「はぁ?俺だって美奈さんと話したいんだよ、お前はもういいだろ?」
河村さんは高木さんを押しのけた
『河村さん、ありがと』
小さい声で言うと
「俺が美奈さんと飲みたいだけですから。ほら、いつも誰かがいるから……まともに二人でなんて話した事ないし」
確かにそうだ
佳奈さんがいたり、遥輝がいたり
一輝がいたりだった