二度目の恋
あの日……私は言われたんだ
「一輝様のこれから人生、棒に振りたくはないと、おっしゃってました。ちょっとした遊びのつもりでしょう、彼に相応しい方を…と決まっております。あなたのような庶民、どう足掻いても無理ですよ?……あぁ、もしかして、それを狙ってですか?一輝様の子供と言って、本当は別の男の子供だったり?……一輝様も騙されたとは……全く。」
「一輝様はあなたと二度と会いたくないと……慰謝料と中絶費用は出すとおっしゃってます。」
あの時、私に会いに来た弁護士は
私の目を見て言ってきた
どんなに傷ついたか……
私との事を遊びだと、
なかった事にしたいと言う事か。
あの時、あのお金を受け取らなくて
本当に良かったと今でも思っている
「美奈」
けど、私の目の前にいる一輝は
本物で、これからその弁解を話そうとしている